コエアバターについて調べてみました
2022年にCoeAvatarというクラウド型音声作成ソフトがリリースされました。
このソフトが気になったので色々調べてみました。
コエアバター、低価格のクラウド型音声ソフトを調べてみた
コエアバターについて
コエアバターはウェブ型音声作成ソフトです。
アマゾン等で購入した後CoeAvatar公式サイトへログインしてアクティベートすることで利用できます。
パソコンにインストールする必要がなく、オンライン上で音声を作成するソフトみたいです。
コエアバターの良いところ
価格が安い
料金が安いです。
一つのソフトで5980円なので1万円近くするvoiceroid等と比べて費用を抑えることができます。
感情音声に対応している
voiceroid2で登場した感情音声機能に対応しています、公式サイトでデモ音声を聞けるので気になる人は聞いてみましょう。
インストールする必要がない
クラウド型の音声ソフトなのでパソコンにインストールすることなく使うことができます。
レコッテスタジオと連携できる
レコッテスタジオという簡単に実況動画を作れるソフトと音声連携できます。
コエアバターの悪いところ
2年縛り
2年間のサブスクリプション型な所です。
voiceroidは一度買えば一生使える買い切りですが、コエアバターは2年間しか使えない縛りがあります。
仮に2年間使うと5980円かかるので、10年で29900円かかる計算です(10年も使うかわかりませんが)
ウェブにつながらないと使えない
パソコンにインストールするソフトと違い常にオンラインで使うため回線が悪いと上手く使えないことがあります。
もしネットに繋がらなければ使うことはできません。
キャラクターの知名度が少ない
最近出たばかりのソフトなので蓮鬼ねむ、蒼姫ラピスとキャラクターが少なく知名度が低いです。(2023年現在)
音声合成動画は視聴者の好きなキャラクターで話すことが重要なので、知名度の低いキャラを出しても「この子誰?」ってなると思います。
知ってるキャラはvocaloid3にでた蒼姫ラピスくらいだと思います。
例えばtubebuddyで投稿されている動画の数を調べたところ蓮鬼ねむは956個しかありませんでした。
ただ蒼姫ラピスは58800個の動画で使われているようです、これはvocaloid3で出たからだと考えられます。
しかし結月ゆかりや琴葉茜といったボイスロイドキャラクターと比べると数は少ないです。
コエアバターは収益化できるか?
コエアバターで作成した動画はyoutubeやニコニコ動画で収益化できるようです。
(5)「非商用利用」
利用者が、個人および同人サークルの趣味の範囲内であって、無償または原材料費程度の対価・利益を得て行う小規模な本キャラクターの利用をいいます。したがって、営利目的と当社が判断する利用、法人による利用(個人名義であっても法人が制作費等を負担する場合を含めます。)は非商用利用には該当しません。
【非商用利用の例】
・イラスト、CG、アニメ、動画、漫画等を動画共有サービス(YouTube、ニコニコ動画等)、ホームページ、ブログ、SNSで無償で公開、または無償で公衆にダウンロードさせること
※動画共有サービスでの収益化も非商用利用に含まれます。
CoeAvatar公式サイトより引用
普通に動画投稿できるので安心です。
コエアバターは利用すべきか
様子見ですね、まだ知名度が低いので人気が出るかもしれませんが、そのまま終わる可能性もあります。
voiceroidの方が歴史が長く、キャラクターの知名度も高いので再生数を稼ぎたいならvoiceroidを選んだ方が無難かもしれません。
狙うとしたらvocaloid3に出た蒼姫ラピスですね。
まとめ
- コエアバターは最近できたウェブ上の音声作成ソフト
- 登場して間もないため再生数を稼ぐのは難しいと考える