VMDサイジングというツールの使い方を説明します。
VMDサイジングというモデルの身長や各パーツの長さに合わせて、モーションを自動修正するソフトの使い方を説明します。
・モデルの身長に合わせたモーションにしたい人
[MMD]VMDサイジングの使い方
MMDは無料で使えますが一定のスペックがあるパソコンじゃないとカクカクしたりフリーズして満足に動かせません。
VMDサイジングの使い方
VMDサイジングを使えばモデルの身長やパーツの長さに合わせてモーションを自動で補正してくれます。
このツールを使えばモーションの動きがなんかおかしいという不具合を解消できます。
VmdSizing_5.01.08_64bit.exeを起動します。
すると上の画像になるので
- 調整対象モーションVMD/VPD: 変換したいVMDモーションを選びます。
- モーション作成元モデルPMX: 変換したいVMDモーションを作成したモデルを選ぶ(似たような身長・体型のモデルでも可能)
- モーション変換先モデルPMX: モーションを適用したいモデルを選ぶ
- 出力VMD: VMDモーションの出力先を指定する
最初に調整対象モーションで調整したいVMDモーションを選び、モーション作成元モデルPMXでそのモーションを作ったモデルを選びます(似たような身長・体型モデルでも可能)
その後モーション変換先モデルPMXでサイジングしたモーションを適用したいモデルを選び、出力VMDで出力先を決めるという流れです。
設定が完了したら変換前チェックを押します。
その後、VMDサイジング実行を押します、するとサイジングされたvmdが出力されます。
動画で確認
参考にどうぞ、サイジングした後だと膝の高さに変化があります。
複数モデルモーションのサイジング
デュエットみたいに二人分のモーションをサイジングすることもできます。
複数タブを選び、ファイルセット追加でモデルを追加し、先ほどと同じように設定して一括でサイジングができます。
その他モーフ、腕、足、カメラのサイジング
モーフは元モーションの任意のモーフを、変換先モデルにある任意のモーフへと置換できます。
カメラは元モデルと同じ映り具合になるよう、カメラを同時に調整します。
ただ、こちらの設定は上級者向けなので普通にモーションのサイジングだけなら使わないですね。
まとめ
- vmdサイジングを使えばモデルの身長やパーツの長さに合わせてモーションを修正できる
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